「夢の顕微鏡」とも呼ばれ、複数の自治体が誘致競争を繰り広げていた「第4世代放射光加速器」が忠清北道(チュンチョンブクド)清州(チョンジュ)市に設置されることになりました。
科学技術情報通信部は8日記者会見し、基礎科学研究や新薬開発、素材部品開発に使われる「多目的放射光加速器」を設置する場所として忠清北道清州市を最終的に選定したと発表しました。
放射光加速器は、放射光を発生させるために電子を光の速度に近づくまで加速する装置です。
放射光は、加速器の中で電子の軌道が曲げられる時に出る電磁波で、普通「光」と呼ばれる可視光からX線までその波長範囲がとても広く、物質の研究、生命科学の研究に用いられます。
韓国では、これまで3台が設置されていますが、国内の需要に追い付けず、新たに設置することになりました。
放射光加速器が設置されると、9兆ウォンを超える経済効果がもたらされるほか、13万7000人の雇用が生み出されるものと見込まれています。
科学技術情報通信部は、年内に予備妥当性調査を申請し、2022年に事業に着手、2028年から加速器の運転を始めるとしています。