新型コロナウイルスを巡り、感染が拡大による遺伝子変異が懸念されているなか、韓国の感染者からは、懸念すべき変異は起きていなという研究結果が出されました。
京畿道（キョンギド）高陽（コヤン）市にある明知（ミョンジ）病院は14日、疾病管理本部や民間の研究機関と共同で行った研究結果を発表しました。
明知病院によりますと、明知病院で治療を受けた感染者、6人から収集した新型コロナウイルスのゲノム情報を解読したところ、懸念すべき変異は起きていないということです。
今回、研究の対象となった感染者の中には、集団感染が起きた大邱（テグ）のほか、慶尚北道（キョンサンブクド）地域や首都圏で感染した人が含まれているほか、軽症・重症患者、完治者・死亡者など、感染者の症状は様々だったということです。