韓国航空宇宙研究院は1日、全羅南道(チョンラナムド)高興(コフン)にある羅老(ナロ)宇宙センターで、ことし10月に宇宙に打ち上げ予定のロケット「ヌリ」の発射台試験を行いました。
試験では、打ち上げ時と同じ状態に組み立てられたヌリの認証モデルが、発射台に移されました。打ち上げ時と同じ状態に組み立てられたヌリが姿を現したのは、今回が初めてです。
ヌリは、韓国政府が、2010年から開発している韓国初の宇宙ロケットで、1.5トンに達する人工衛星を地球の低軌道に投入することができます。
韓国航空宇宙研究院は、今後1か月間、ヌリの認証モデルを使って発射台での認証試験を実施するとともに、実際に打ち上げられるヌリの組み立て作業を行う計画です。