ソウル都心の上空を飛行する「空飛ぶタクシー」、都心航空交通UAM(Urban AirMobility)の飛行試験が、金浦空港で行われました。
飛行試験では、実際にパイロットがドローンに乗り込み、金浦空港の上空30メートルを時速50キロで飛行しました。将来は時速およそ200キロでの飛行を目指します。
政府は2025年の商用化を目指し金浦空港に発着所を設ける計画です。ドローンタクシーが実現されれば、例えば、車ではおよそ1時間以上かかる金浦空港とソウル都心の距離を、ドローンタクシーでは20分で移動可能になるということです。
飛行試験に立ち会った盧炯旭(ノ・ヒョンウク)国土交通部長官は、「2025年の商用化に向け、関連制度や基準を整備し、韓国が世界レベルの競争力を備えられるよう取り組んでいく」と述べました。