梅雨前線の北上に伴い、南部の済州(チェジュ)島では20日夕方から雨が降る見込みです。
気象庁によりますと、済州島は20日夕方から梅雨前線の影響圏に入り、23日午前まで雨が降る見込みで、21日までの2日間の雨量は5~20ミリになると予想されています。
気象庁は、長い干ばつのあとにまとまった雨が降ると、山崩れなどが起きるおそれがあるとして注意を呼びかけています。
南部地方は21日午前0時ごろから雨が降る見込みですが、梅雨前線を押し上げる低気圧の移動が変化しやすく、首都圏の梅雨入りは予測が難しいということです。
梅雨前線の北上により、暑くて湿った空気が入り込み、南部地方では猛暑が続いています。
南東部の大邱(テグ)と慶尚南道(キョンサンナムド)では日中の最高気温が33度を超え、猛暑注意報が出されています。
猛暑注意報は、最高気温が33度を上回る日が2日以上続くと予想される際に発表されます。
中部地方でも、当面の間、日中の最高気温が30度を上回る日が続く見込みです。