中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は26日午前0時までに新たに10万1140人が確認されました。 
金曜日に発表される新たな感染者数としては、7月29日以来、4週ぶりの少なさとなっています。
重症患者は9人増えて575人で、4月末以来最も多く、7月に感染の再拡大が始まって以降では最多となっています。
亡くなった人は81人で、100人を超えた前日より27人減りました。
政府は、今後2～3週間は、重症患者と死者の増加が続く可能性があるとみていて、重症患者向けの病床を新たに370病床確保し、合わせて1850病床に増やしました。
現在の病床使用率は、重症患者向けが45.3％、準重症患者向けが57.3％、中等症患者向けが43％となっています。
政府はまた、新しい変異株を早期に検知するため、検査機関を150か所に増やすほか、流行が懸念される新たな派生型BA.2.75をより迅速に検出する分析手法を9月初めから導入する方針です。