中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの感染者は、30日午前0時までに新たに11万5638人が確認されました。
前の週の同じ曜日に比べて3万4000人あまり減っていて、減少傾向が続いています。
重症患者は591人、亡くなった人は71人でした。
1人の感染者から何人に感染するかを示す「基本再生産数」は、8月第4週は0.98でした。
基本再生産数が1未満になったのは9週間ぶりで、流行が抑制されていることを意味します。
防疫当局は、今回の流行が8月第3週にピークに達したものとみています。
しかし重症患者は、8月末から9月初めかけて最大で1日850人、死者も1日60人から70人に上る可能性があるとみています。
一方、防疫当局は、改良型ワクチンの接種日程を含めた、下半期のワクチン総合計画を31日に発表する予定です。
また入国前の新型コロナ検査義務を廃止するかどうかについての議論の結果も、発表するということです。