猛烈な台風11号が、発生から2日で最高レベルの「超強力」台風へと発達し、韓国に接近する可能性も出ています。
台風11号は、来週初めに済州島(チェジュド)の南海上まで北上するとみられており、進行経路はまだ流動的だということです。
ただ台風の勢力が大きいため、韓国への影響が避けられないとみられています。
台風11号は8月31日現在、沖縄南東側の海上にあります。
中心気圧は915ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は55メートルで、ことしに入って発生した台風の中では、もっとも強力だということです。
気象庁によりますと、台風11号が韓国にもっとも接近する来週月曜日は、全国のほとんどの地域で激しい雨と暴風が見込まれるということで、被害が予想される済州島や南部地域などでは、台風対策を徹底するよう呼びかけています。