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社会

北韓による水産部職員射殺事件 遺族が訪米へ

Write: 2022-09-06 12:49:39Update: 2022-09-06 17:19:28

北韓による水産部職員射殺事件 遺族が訪米へ

Photo : YONHAP News

おととし、海洋水産部所属の公務員の男性が、西の海、西海(ソヘ)で北韓軍に射殺された事件の遺族が、北韓で1年3か月以上拘束されて昏睡状態で帰国したあとに死亡したアメリカ人大学生、ワームビアさんの両親の招待を受けて、アメリカを訪問することになりました。
公務員男性の兄、イ・レジン氏は、6日、聯合ニュースとのインタビューでワームビアさんの両親から招待を受け、アメリカ・オハイオ州を訪問する予定だと明らかにしました。
イ氏ら遺族は、事件直後からワームビアさんの両親と連絡をとりながらアドバイスをもらっていたということです。
アメリカ人大学生のワームビアさんは、2016年に観光で北韓を訪れた際に体制転覆の疑いで15年の労働教化刑を言い渡されて拘束され、翌年6月に昏睡状態で釈放されましたが、帰国後6日で亡くなりました。
アメリカ連邦議会は2019年、北韓に対する制裁を大幅に強化する法案を可決し、アメリカの裁判所はワームビアさんの両親が北韓を相手に起こした損害賠償訴訟で、北韓に5億113万ドルの賠償を命じました。
またニューヨーク北部地区連邦地方裁判所は、去年1月、両親に対してニューヨーク州監査官が差し押さえた北韓関連の口座から24万ドルを支払う決定を下しました。
イ氏は「どうすれば訴訟に勝てるのかアドバイスを聞きたい。またワームビア家との連帯を通じて、国際社会に対して弟についての発信をしたい」と語っています。
イ氏のアメリカ訪問には、事件発生当時、真相究明のためのタスクフォースのトップを務めていた与党「国民の力」の河泰慶(ハ・テギョン)議員も同行するということです。
イ氏は、ワシントンで開かれる「北韓難民と人権に関する国際議員連盟(IPCNKR)」の総会にも参加する予定で、13日に韓国を出発します。

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