旧盆の秋夕(チュソク)の連休が始まった9日、全国の高速道路は、上り下りともに渋滞が続いています。
主な高速道路では、9日午前から渋滞が発生していて、韓国道路公社は、午前11時から正午にかけて渋滞がピークに達し、午後8~9時ごろに解消されると予想しています。
午前11時に車でソウルを出発した場合、高速道路の予想所要時間は、ソウルから釜山(プサン)までが8時間30分、ソウルから光州(クァンジュ)までが7時間20分だということです。
9日は、首都圏から地方へ50万台、地方から首都圏へ35万台が移動するものと予想されていて、全国の高速道路を利用する車両は、518万台に達する見通しです。
ことしの秋夕は、3年ぶりに新型コロナにともなう行動規制がない秋夕となり、鉄道の駅やバスターミナルは混雑していましたが、両手いっぱいに手土産を持って故郷に向かう人たちは明るい表情です。
9日は、全国のほとんどで晴れわたり、墓地はお墓参りをする人でにぎわっています。
また、行楽地は家族連れで賑わっていて、ソウル近郊の韓国民俗村や遊園地のエバーランドでは、秋の祭りが繰り広げられ、各地の山々には多くの登山客が訪れています。