先週の土曜日、10日は韓国では、日本のお盆にあたる秋夕(チュソク)でしたが、午後7時ごろには、綺麗な満月、中秋の名月が東の空に現れ、ソウルの南山(ナムサン)韓屋村(ハノクマウル)など、各地の月見の名所は、多くの人でにぎわいました。
10日は、南部の済州(チェジュ)島と東海岸地方を除いた、全国のほとんどの地域で青空が広がり、金色に丸く輝く秋夕の満月を眺めることができて、月に感謝しながら、家族の健康と幸せを祈りました。
中秋高句麗天文科学館によりますと、10日の満月は、地球と月と太陽が完璧に一直線に並び、この100年間の秋夕の満月のなかで最も丸い満月になったということです。
次に秋夕に地球と月と太陽が完璧に一直線になるのは、38年後の2060年だということです。
秋夕連休最終日の12日、全国の高速道路はUターンラッシュが始まり、渋滞が続いています。
韓国道路公社によりますと、ソウルへ向かうラッシュは、午後3時ごろにピークに達し、午後9時ごろに解消するということです。
Uターンする車のソウルまでの所要時間は、12日午後1時に出発した場合、南東部の釜山(プサン)からが5時間30分、南西部の光州(クァンジュ)からが4時間30分だということです。