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社会

不二越訴えた元少女徴用工 チェ・ヒスンさん亡くなる

Write: 2022-09-13 09:23:28

不二越訴えた元少女徴用工 チェ・ヒスンさん亡くなる

Photo : YONHAP News

太平洋戦争中に、日本の機械メーカー、不二越の工場で強制労働させられたとして、被害を訴えていたチェ・ヒスンさんが11日、亡くなりました。91歳でした。
戦時中、軍需工場だった不二越の富山事業所は、1944年、当時の朝鮮から小学校を卒業したばかり女の子、約1600人を受け入れて働かせました。
当時、小学6年生だったチェさんは、「お金も稼げるし勉強もできる」という校長の言葉を信じて、日本へ渡り、富山事業所で過酷な環境下で労働をさせられたということです。
チェさんを含む13人は2003年に、不二越を相手取って、損害賠償を求める訴訟を起こしましたが、富山地方裁判所は、徴用工をめぐっては1965年の韓日請求権協定で解決済みだとして、原告敗訴の判決を下しました。最高裁に上告したものの、2011年に、上告は退けられました。
その後、チェさんらは2013年に、韓国で損害賠償を求める訴訟を起こし、2019年に、二審で勝訴しました。現在、最高裁に当たる大法院の判決を待っています。
チャさんが亡くなったことで、 不二越を相手取った訴訟の原告は、7人に減りました。

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