パリオリンピックの開幕まであと1か月となった26日、これまでで2番目に少ない人数で参加する韓国選手団が、ソウルで記者会見を開き、大会への意気込みを示しました。
大韓体育会は、パリオリンピックを1か月後に控えた26日、メディアデーを開き、今大会は、21競技に合わせて141人、または142人の韓国選手団を派遣すると発表しました。
球技種目が、ハンドボール女子をのぞいて全般に成績が振るわなかったため、1976年のモントリオール大会の50人以来、2番目に少ない人数の出場となりました。
出場選手が141人または142人かは、陸上の出場権の獲得数次第によって決まります。
大韓体育会は当初、メダル獲得数ランキングで東京大会並みの金メダル5個、世界15位という目標を掲げていましたが、最近、柔道、バドミントン、近代五種の国際大会で好成績を上げたため、パリ大会では世界10位以内へと、目標を上回る成績になることを期待しています。
韓国は国別のメダル獲得数ランキングで、1984年のロサンゼルス大会以降、2000年のシドニー大会をのぞくすべての大会で10位入りを果たしてきましたが、前回の東京大会では金6個で16位でした。
韓国選手団は7月9日に結団式を行い、11日に第1陣、20日に第2陣がそれぞれパリに向かいます。