ことし1月の出生数は去年の同じ月に比べて11.6%増えて2万3947人と、増加幅が1月としてはこれまででもっとも高くなりました。
韓国統計庁が26日に発表したことし1月の人口動向によりますと、出生数は去年の同じ月に比べて11.6%増えて2万3947人でした。
出生数の増加幅11.6%は、1月としてはこれまででもっとも高いものです。
出生数は、去年7月以降7か月間、増加が続いています。
1人の女性が一生のうちに産む子どもの数の指標となる「合計特殊出生率」は、去年の同じ月に比べて0.08人増えて0.88人でした。
死亡数は21.9%増えて3万9473人でした。
統計庁の関係者は、「統計を取り始めた1983年以降、死亡数と死亡数の増加幅いずれも、1月としては過去最高だった。これは、ことし1月に厳しい寒さが続き、降雪・降水日数が多かったことが影響したとみられる」と話しています。
死亡数が出生数を上回り、人口の自然減は1万5526人となりました。
人口の自然減は5年3か月間続いています。