韓国の空港を発着する日本路線を利用した人の数はことし1月から4月まで、およそ900万人と、これまででもっとも多かったことがわかりました。
韓国空港公社によりますと、ことし1月1日から4月30日まで(仁川国際空港は1月1日から4月28日まで)、韓国の空港を発着する日本路線を利用した人の数は、合わせて888万195人だったということです。
このうち、仁川空港の利用者は618万5100人で、金浦(キンポ)、金海(キメ)、済州(チェジュ)、清州(チョンジュ)、大邱(テグ)国際空港の利用者は合わせて269万5095人でした。
仁川空港の日本路線のことし4月1日から28日までの利用者数が、1日あたりおよそ4万9000人だったことから、4月29日と30日の利用者数を足すと900万人に上るとみられています。
これは、去年の同じ期間に比べて8.8%増えたもので、これまででもっとも多いものです。
ことし初めから、100円=1000ウォン台前半と、円高傾向が続いているにもかかわらず、地方都市を中心とした旅行需要が続き、旅行者数はむしろ増えました。
日本に次いで人気の高い中国路線も、ことし1月から4月までの利用者数が去年の同じ期間に比べて21.6%増えて479万9674人と、2019年以降、もっとも多くなりました。
中国路線の利用者数は、去年11月に韓国人を対象としたビザ免除措置が取られて以降、増加傾向が続いています。