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経済

ウォン高進み1380ウォン台で取引開始 6か月ぶり

Write: 2025-05-07 13:29:06Update: 2025-05-07 13:31:46

ウォン高進み1380ウォン台で取引開始 6か月ぶり

Photo : YONHAP News

連休明けの7日、アメリカと中国の貿易交渉進展への期待から、ウォンに対するドルの為替レートは、およそ6か月ぶりに1ドル=1380ウォン台まで値上がりしました。
 
7日のソウル外国為替市場で、ウォン相場は1ドル=1380.0ウォンで取り引きを始め、一時1ドル=1379.7ウォン台に上昇し、およそ6か月ぶりの水準までウォン高ドル安が進みました。
  
アメリカと中国の通商協議が開かれるとの期待が広がったことで、ウォンをはじめとするアジア通貨に安定が戻っています。
 
外国メディアは、この日、アメリカのベッセント財務長官とグリア通商代表が、今月10日と11日にスイスで中国側の代表と経済や貿易問題について協議すると報じました。この報道を受け、中国人民元は1ドル=7.19人民元、日本円は1ドル=143円台に上昇しました。
 
今後、貿易赤字額が大きいアジアの国を対象に、アメリカが為替を利用したドルに対して高くなるよう圧力をかける可能性があるという見方が出ていることも、ウォン高に影響しています。
 
このぼど、台湾政府がアメリカとの関税交渉で、自国通貨の切り上げを容認したという見方が広がったことを受け、台湾ドルが対米ドルで10%前後の急騰をしていました。
 
専門家らは、アメリカと中国の貿易交渉が進展する可能性が高まったことで、当分、ウォン高が続くとみていて、1ドル=1300ウォン台半ばまで値上がりするとの見方も出ています。

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