大邱地下鉄惨事の放火犯人 控訴審も無期懲役
Write: 2003-12-05 00:00:00 / Update: 0000-00-00 00:00:00
今年2月に起きた大邱地下鉄火災事件で、放火の罪で起訴された無職の金デハン被告(56)に対する控訴審判決が、5日、大邱高等裁判所であり、1審判決と同じ無期懲役が言い渡されました。チェ・ビョンドク判事は、判決文で「金被告が精神的に不安定な状態で犯行を犯したことを認めるが、多くの命が失われたことは、非難されてしかるべきだ」としています。また火災が発生したにもかかわらず適切な措置をとらなかったとして一審判決で禁固4年と5年をそれぞれ言い渡された運転士2人と禁固1年6カ月から4年を言い渡された地下鉄職員6人に対しても一審判決と同じ判決が言い渡されました。この事件は、医療ミスで身体障害者になったことを悲観した金デハン被告が、地下鉄1号線中央路駅で車内にガソリンをまいて自殺をはかったもので、この放火で、死者192人、けが人147人の大惨事となりました。
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