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政治

宋斗律教授に懲役7年の判決「金日成親子の思想広める」

Write: 2004-03-30 00:00:00Update: 0000-00-00 00:00:00

北韓労働党の中央委員などをしていたドイツから一時帰国の社会学者、宋斗律被告(59)に懲役7年の実刑判決が言い渡されました。宋斗律被告に対する国家保安法違反事件の判決公判は、30日午前、ソウル地方裁判所で行われ、懲役15年の求刑に対して懲役7年が言い渡されました。イデキョン裁判長は、判決文で、「宋斗律被告は北韓労働党の政治局候補委員として活動した事実が認められ、金日成親子の思想を大韓民国の社会に広げて南北平和統一に悪影響を及ぼしたことは、重刑に値する」と述べました。しかし、南北海外学術会議の開催のために北韓入りした国家保安法上の潜入、脱出、通信の容疑については、宋斗律被告が学術会議で北韓の立場を一方的に代弁していないうえ、主導的な役割をしていないとして、この点では罪を問えないとしました。宋斗律被告は、73年に自ら北韓入りして北韓労働党に入り、ドイツで北韓寄りの活動を続けていたことから、91年労働党の政治局候補委員に選ばれ、国内外で主体思想を広げる任務を行った容疑と、94年の金日成主席が死亡した際、序列23位として葬式に参加したほか、辞令を受け取るためなど合わせて22回北韓を訪れた潜入の容疑で起訴されていました。

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