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政治

南北・南北米の首脳会談 政府が早期開催目指す

Write: 2018-07-20 12:52:03Update: 2018-07-20 13:13:17

南北・南北米の首脳会談 政府が早期開催目指す

Photo : YONHAP News

米朝首脳会談の合意事項の履行が進まないなか、韓国政府は、南北首脳会談や南北とアメリカによる3か国首脳会談の早期開催を目指し、今後の交渉を加速させたい考えです。
大統領府青瓦台は19日、4月末の南北首脳会談で採択された「板門店(パンムンジョム)宣言」の履行状況を確認する会議を開き、分野別の合意事項の履行状況や北韓の非核化について集中的に議論しました。会議では、南北とアメリカによる3か国首脳会談を開催することについても話し合われたもようです。
国民日報が19日に報じたところによりますと、青瓦台は、9月にアメリカのニューヨークで開かれる国連総会で3か国の首脳が会合し、韓国戦争の終戦宣言を行う可能性を視野に、来月にも南北首脳会談を開くことを検討中だということです。
板門店宣言には、文在寅(ムン・ジェイン)大統領がことし秋に平壌(ピョンヤン)を訪問することが盛り込まれていますが、これを来月に前倒しする可能性があるという見方も出ています。
しかし、終戦宣言をめぐっては、米朝の隔たりが大きくなっています。
北韓が終戦宣言を韓半島の緊張緩和と平和体制構築に向けた最初のステップと捉え、積極的に求めているのに対し、アメリカは非核化の成果がないまま終戦宣言を行うことに難色を示しており、こうした米朝の隔たりを埋めることが、3か国首脳会談に向けた大きな課題となっています。
8月初めにシンガポールで開催されるARF=アセアン地域安保フォーラムの閣僚会議で康京和(カン・ギョンファ)外交部長官と北韓の李容浩(リ・ヨンホ)外相による会談が実現すると、板門店宣言と米朝首脳会談の共同声明の履行について、意見交換が行われるとみられています。
一方、青瓦台の報道官は20日、「南北首脳会談の具体的な時期については、まだ議論していない」と述べました。

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