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韓半島

米兵の遺骨返還 複雑な問題も

Write: 2018-07-25 14:15:48Update: 2018-07-25 15:07:44

米兵の遺骨返還 複雑な問題も

Photo : YONHAP News

6月の米朝首脳会談で合意したアメリカ兵の遺骨返還が遅れているのは、北韓への補償が絡んでいると、ロイター通信が24日付で報じました。
ロイター通信は、非核化の措置と違ってアメリカ兵の遺骨返還は短期間に実現できる目標とされたが、複雑な問題が絡んでいて、返還が遅れているとしました。
アメリカ議会調査局の報告書によりますと、アメリカは1996年から10年間、北韓で遺骨発掘作業を進める過程で、北韓側に2800万ドルを支給したということです。
ロイター通信は、アメリカ政府の元高官の話として、アメリカが今回も北韓に遺骨発掘チームを派遣すれば、費用を支給しなければならないだろうとしました。
2007年に北韓を訪問し、アメリカ兵の遺骨とともに帰国したニューメキシコ州のビル・リチャードソン元知事は、北韓は遺骨返還問題を交渉カードとして活用しており、返還に当たっては必ず代価を要求するとしました、
ロイター通信は、国連安保理の制裁だけでなく、アメリカ独自の制裁が続いている状況で、アメリカとしては北韓に対して費用を支給するのは問題の余地があり、アメリカ政府は対策に苦慮しているとしました。

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