ことしの上半期にアメリカ産ビールの輸入額が急増し、去年の年間輸入総額をすでに超えました。
関税庁によりますと、ことしの上半期のアメリカ産ビールの輸入額は1953万ドルで、去年の同じ期間より1169万ドル増えたということです。
上半期の集計額だけですでに去年の輸入総額の1741万ドルを超えており、他の年の年間統計と比べても過去最大の金額になります。
国別の順位でも去年の上半期には7位だったのが5ランク上昇した2位に上がりました。
ことしの上半期のビールの輸入額をみると、日本産ビールの輸入額が3929万ドルで最も多く、2位のアメリカ産に次ぎ中国産が1882万ドル、ベルギー産が1561万ドルの順でした。
アメリカ産ビールの輸入が大幅に増えた理由については、ロシアで開かれたサッカーワールドカップの影響だという分析も出ています。
バドワイザーがロシアワールドカップの公式ビールになってから割引など積極的なマーケティングを展開した結果だということです。