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経済

EU 鉄鋼製品の緊急輸入制限を2021年まで延長

Write: 2019-01-17 15:30:50

EU 鉄鋼製品の緊急輸入制限を2021年まで延長

Photo : Getty Images Bank

EU=ヨーロッパ連合が暫定的に実施している、韓国製を含む26品目の輸入鉄鋼製品に対する緊急輸入制限(セーフガード)を2月から正式に発動すると発表しました。
ロイター通信が現地時間の16日、報じたところによりますと、EUは暫定的に実施している緊急輸入制限を延長し、来月2日から2021年7月まで継続するということです。
これによって、EUは、韓国製を含む26品目の輸入鉄鋼製品に対して、一定の割当枠を超える場合、25%の関税を上乗せします。
割当枠は、1年目のことしは2015年から2017年までの平均の輸入量の105%を超える製品とし、毎年、5%ずつ増やすということです。
韓国は、冷延鋼板、メッキ鋼板など11の品目で国別の割当枠を確保したため、今回の措置でEUへの輸出に大きな影響はないとみられます。
EUは、韓国の4番目の鉄鋼輸出国で、2017年には330万トン、29億ドルの製品を輸出しています。
EUは、去年7月からアメリカの追加関税でEUへの鉄鋼製品の輸入が増え、域内生産が甚大な打撃を受けるのを防ぐ必要があると判断し、セーフガードを暫定発動していました。

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