23日、ソウルの韓国棋院で行われた韓国の崔精（チェ・ジョン）九段（22）と仲邑菫（なかむらすみれ）さん（9）の記念対局で、崔九段が180手までで中押し勝ちしました。
「スーパーマッチ英才頂上対決」と題されたこの日の対局は、2月3日に韓国のケーブルテレビで放送されるということです。
崔九段は 仲邑さんについて「緊張して実力を発揮できなかっただろうが、何度か鋭い手もあった。期待と注目の大きさに負担も感じるだろうが、乗り越えてほしい」とエールを送りました。
仲邑さんは「テレビが多くてとても緊張した」としたうえで「もう少し力をつけたい」と感想を語りました。
2009年生まれの仲邑さんは、5日、日本で史上最年少のプロデビューが決まり、4月から日本棋院所属のプロ棋士になります。仲邑さんは、7歳から韓国に通って修業を積んでおり、かわいらしい少女のデビューには日本だけでなく韓国でも注目が集まりました。