韓国の情報機関、国家情報院は29日、来月末に行われる見通しとなっている2回目の米朝首脳会談について、米朝が、会談で発表する共同宣言の内容などの調整に向けた協議を行う見通しだと明らかにしました。
国家情報院は29日、国会情報委員会の全体会議で、「2回目の米朝首脳会談に向けて、米朝の間で、警護・儀典など実務的な準備を行い、共同宣言の内容を調整するための協議について議題を調整中のもようだ」と述べました。
国家情報院はまた、北韓の金英哲（キム・ヨンチョル）朝鮮労働党副委員長がこのほどアメリカを訪問し、トランプ大統領と面会したことについて、「友好的な雰囲気のなかで様々な事案について幅広く議論された。米朝双方が満足感を示しており、実務交渉も本格化しているため、非核化協議に弾みがつくとみられる」と述べました。