釜山市に107階建ての複合ビルが建設されます。
釜山市とロッテ・グループは、再開発地区に107階建ての釜山ロッテ・タワーを建設することにしました。
ロッテ・タワーは当初、ホテルやオフィス、店舗などが入居する複合ビルに建設する予定でしたが、ロッテ・グループが収益性を理由に一部を居住施設にすることを求め、工事が中断していました。
ロッテ・グループは最近、当初の計画通り居住施設を排除した複合ビルを建設することを受け入れ、工事が再開されることになったものです。
釜山ロッテ・タワーは、「都心の中の垂直公園」というテーマで、釜山のランドマークとして建設される予定です。
ロッテ・タワーは、地上300メートルの高さに展望台を設置、釜山市の全景をパノラマで鑑賞することができ、晴れた日には日本の対馬まで眺望することができます。
また、ビルの高層階に世界で初めて空中樹木園を造成するほか、スカイウォークやボルダリングなどのレジャースポーツ施設も設置されます。
工事は10月ごろに再開される予定で、完成すれば上海の東方明珠塔や東京のスカイツリーのような名所になることが期待されています。