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国際

スペインの北韓大使館襲撃事件 CIAが関与か

Write: 2019-03-15 13:09:59

スペインの北韓大使館襲撃事件 CIAが関与か

Photo : YONHAP News

スペイン・マドリードで2月に起きた北韓大使館襲撃事件について、スペインの捜査当局は、襲撃犯のなかにCIA=アメリカ中央情報局とつながりを持つ人物がいることを突き止めたもようだと、現地の新聞が13日、報じました。
襲撃事件は、米朝首脳会談直前の先月22日に起き、拳銃のようなものを持った男ら10人が大使館に押し入り、職員を縛って尋問したうえで、パソコンや携帯電話を奪って逃走しました。
現地の大手紙エル・パイスの報道によりますと、防犯カメラの映像の分析で、襲撃犯10人のうち少なくとも2人の身元を確認し、この2人はCIAと関係がある人物だということです。
CIAはスペイン当局の照会に関与を否定しましたが、スペイン当局は「CIAの説明は説得力がない」とみているということです。
エル・パイスは、CIAが今回の事件の背後にいることが明らかになった場合、スペインとアメリカの外交問題に発展しかねないと指摘しました。
この北韓大使館は 2回目の米朝首脳会談の実務協議を担当した北韓の金革哲(キムヒョクチョル)アメリカ担当特別代表が2017年9月まで スペイン駐在北韓大使として勤務していた場所です。
スペイン政府は当時、北韓の核実験に抗議して金氏を追放しています。
エル・パイスは、アメリカとの実務協議を担当する金氏についての情報を探るため、襲撃した可能性があるという見方を示しました。

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