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政治

韓米軍 戦時指揮所の共同使用で暫定合意 費用分担も要求か

Write: 2019-03-28 11:27:02Update: 2019-03-28 15:54:23

韓米軍 戦時指揮所の共同使用で暫定合意 費用分担も要求か

Photo : YONHAP News

韓国とアメリカは、京畿道(キョンギド)城南(ソンナム)にある韓米連合司令部の戦時指揮統制所・通称「CPタンゴ」(Command Post TANGO =Theater Air Naval Ground Operations)の共同使用をめぐって暫定合意に達したことにより、今後、アメリカ側は、数百億ウォンと予想される施設のメンテナンス費用の分担を、韓国に要求するものと見られています。
当初、アメリカは、戦時作戦統制権の韓国軍への移管に備えて、韓国にタンゴの共同使用を提案していましたが、最近、トランプ政権の重要政策である、メキシコ国境の壁建設の費用をまかなうために、アメリカ国防総省は海外にある米軍施設の一部の運営費用を関係国に負担させる構想を打ち出し、議論が進んでいました。
アメリカ国防総省は18日、アメリカ国内と全世界で展開している国防総省の関連事業予算のうち129億ドル規模を、壁建設の予算にあてることができると議会に報告し、これには城南の「CPタンゴ」のほかにも、全羅北道(チョンラブクト)群山(クンサン)にあるアメリカ空軍基地の無人航空機格納庫の建設事業も含まれていることが明らかになりました。
「CPタンゴ」は、1970年代に山の中に造られた、韓米連合司令部の軍用バンカーで、核兵器にも耐えられるように設計されています。韓国軍は戦時作戦統制権の移管後に、「CPタンゴ」を首都防衛司令部の「B-1文書庫」で代替する計画でした。

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