アメリカのダンフォード統合参謀本部議長は現地時間の3日、バージニア州の軍施設で行われた鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)韓国国防部長官への勲章授与式に出席したあと、海外メディアに対し「北韓が韓半島の緊張を高め危機的状況を作り出す場合、アメリカはこれに対応する準備ができている」と語りました。
そのうえで、鄭長官の訪米で、韓米の国防当局が戦時作戦統制権の転換や韓米合同軍事演習などを中心に議論を交わしたことと明らかにしました。
一方、鄭長官は、戦時作戦統制権の転換について「予定通りに転換が行われても、韓米同盟が揺らぐことはまったくない」と強調しました。
また韓米合同軍事演習については、規模が小さくなったというよりは、発展した兵器システムを利用した方式で、過去に比べはるかに高い成果を得られる演習と訓練を行っているとし、防衛態勢が弱まることに対する懸念を一蹴しました。