去年4月 板門店での南北首脳会談で、文在寅(ムン・ジェイン)大統領と北韓の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が並んで歩いた「徒歩の橋」が来月1日から新たに民間人に開放されることになりました。
国防部が29日、「しばらく中断していた板門店の韓国側区域の見学を来月1日から再開する」と発表しました。去年4月27日に南北首脳が散策後、会話を交わした青い「徒歩の橋」や記念植樹を行った場所なども見学エリアに含めました。
南北と国連軍司令部は、去年9月の南北軍事合意にもとづいて、板門店の非武装化に着手し、 JSA=共同警備区域内での観光客の自由往来を実現するための協議を続けています。 そうした手続きのなか、韓国軍は、去年10月から民間人の板門店見学を一時的に中断していました。
板門店の見学は来月1日から、最大で45人までの団体で申し込むことができます。申し込みは、児童・生徒・学生や教師、公務員は南北会談本部のホームページ(dialogue.unikorea.go.kr)から、そのほかの一般国民は国家情報院のホームページ(www.nis.go.kr:4016)から、そして、外国人は、旅行会社を通じて受け付けます。