外交部は3日、駐日大使含む18人の大使と4人の総領事を任命しました。
日本駐在大使には南官杓（ナム・グァンピョ）前国家安保室第2次長が、ロシア駐在大使には李石培（イ・ソクベ）ウラジオストク駐在総領事が、それぞれ駐在国のアグレマン＝外交上の同意を得て、正式に任命されました。
これで、留任となった趙潤済（チョ・ユンジェ）アメリカ駐在大使と、このほど赴任した張夏成（チャン・ハソン）中国駐在大使に続いて、主要4か国の大使がすべて揃いました。
南官杓大使は近く、日本に赴き、初めての任務として、6月に大阪で開かれるG20サミットに合わせた韓日首脳会談の実現に向けて、調整に当たるとみられます。
一方、ASEAN＝東南アジア諸国連盟駐在大使には林聖男（イム・ソンナム）前外交部第1次官が任命されました。
これは、新南方政策の強化に向けて、ASEAN外交をアメリカ、中国、日本、ロシアの主要4か国並のレベルに格上げするという大統領府青瓦台の意向を反映したものとみられます。