新しく日本駐在韓国大使に任命された南官杓（ナム・グァンピョ）氏（62）が9日、東京に着任しました。
南大使は東京に到着したあと、記者団に対して、韓日関係が悪化するなか、日本とより多く意思疎通できるよう、各界各層と交流し意見交換すると述べました。
また、文在寅（ムン・ジェイン）大統領から任命状を受け取った際、大統領からは「韓日関係が大変厳しい状況であるため、やることがいっぱいある」と言われたことを明らかにしました。
南大使は、「韓国と日本はもっとも近い隣人として一緒にやっていくことがたくさんある。新たな時代にふさわしい両国関係になれるよう、今後、最善の努力を尽くす」と抱負を語りました。
また、「両国が実質的な協力関係を強化し、北東アジアの平和に向けたパートナーになることを願っている。わたしの赴任がそのきっかけになればと思う」と話しました。