災害放送の迅速性と信頼性の向上をはかるため、政府は、現在KBSだけとなっている国家災害放送主管放送局を２つに増やすことを検討しています。
政府は14日の閣議で、KBSに加え、YTNなど24時間ニュース専門チャンネルを国家災害放送主管放送局に新たに指定することを検討する方針を決めました。
放送通信委員会の李孝成（イ・ヒョソン）委員長は、「4月に江原道（カンウォンド）で起きた山火事に関する報道で、国家災害放送主管放送局であるKBSの責任意識が足りなかった。手話による放送や外国人のための英語の字幕放送も十分に行われなかった」と指摘しました。
放送通信委員会は、国家災害放送主管放送局の追加指定に向けて、今年中に法律の改正案を国会に提出するとしています。