ことし5月の40代男性の就職者数は、1年前に比べて11万5300人減少し、27年ぶりの減少幅となりました。
統計庁によりますと、2019年5月現在、40代男性の就職者数は、1年前の2018年4月に比べて11万5300人減少し、27年前の1991年12月以来もっとも大きい減少幅となりました。
40代男性の就職者数は、2015年1月に1年前に比べて2000人の減少となって以来、53か月連続で減少しています。
一方、2019年5月現在、50代女性の就職者数が11万3000人増加したほか、60代女性の就職者数は19万7000人の増加となりました。
統計庁は、40代男性の人口が減少するなか、40代の男性労働者が多い製造業の業績不振が続いている反面、介護サービスなどの雇用が増えた影響で中高年層の女性の就職者数が増加したものとみられると説明しています。