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国際

日本の対韓国輸出規制の強化に日本メーカー「懸念」

Write: 2019-08-30 10:01:21

日本政府が半導体材料3品目の韓国への輸出管理を強化しているなか、先月のフッ化水素の韓国への輸出量が、去年の同じ時期に比べて83.7%減少したことが、29日、日本財務省の発表で明らかになりました。
これを受けて、韓国が日本以外の国からのフッ化水素の輸入を本格的に始める場合、日本企業の業績が悪化するとの見方が出ています。
共同通信によりますと、日本を代表するフッ化水素メーカーの森田化学工業の輸出が1か月停滞すると、売り上げが3億円減少するとのことです。
同メーカーの担当者は、「韓国企業の調達先から除外されるリスクについて真剣に検討する必要がある」とし、懸念を表明しました。
また、野村証券のアナリストは、「フッ化水素を韓国国内で生産する動きが見られており、中国も生産能力を高める計画である」と述べ、韓国企業が日本のメーカーに依存しなくなる可能性があるとの見方が出ています。

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