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国際

米戦略爆撃機「B-52」、東海上空で作戦展開

Write: 2019-10-28 10:11:56Update: 2019-10-28 10:49:10

米戦略爆撃機「B-52」、東海上空で作戦展開

Photo : YONHAP News

核兵器を搭載できるアメリカ空軍のB-52戦略爆撃機2機が、25日に大韓海峡と東海(トンへ)などで作戦行動を展開していたと軍用機追跡サイトの「エアクラフト・スポット」が明らかにしました。
B-52は、大陸間弾道ミサイル(ICBM)や戦略ミサイル原子力潜水艦(SSBN)とともにアメリカの「3大核戦力」と呼ばれ、最大航続距離は1万6000キロ、最大31トンの爆弾を積み6400キロ以上を飛行できるとされています。
B-52は、南北間で軍事的緊張が高まっていた時期には、韓米合同軍事演習などをきっかけに韓半島周辺で頻繁に確認されていましたが、米朝間の非核化交渉が本格化してからは確認されていませんでした。
そのため、B-52を再び韓半島の近くに飛来させたのは、武力挑発のレベルを高めている北韓に対する警告のメッセージである可能性があるとの見方が出ています。
ことし5月から短距離弾道ミサイルの試験発射を再開した北韓は、今月2日、新型のSLBM=潜水艦発射弾道ミサイル「北極星3型」を発射し、年末までに非核化交渉で突破口を見出すことができなければ、ICBM大陸間弾道ミサイルの試験発射を再び行うとの懸念も出ています。
一方、最近東海一帯にまで範囲を広めて、合同軍事演習を行っている中国とロシアをけん制するためのもの、との分析も出ています。
ロシアと中国は、ことし7月にアジア太平洋海域で長距離軍用機を使った初の合同巡回飛行を行っており、その際にロシアの軍用機1機が、独島(トクト、日本で言う竹島)付近の韓国領空を侵犯し、韓国軍の戦闘機が警告射撃を行いました。
また、10月22日には、ロシア空軍の長距離爆撃機「TU-95」や最新型戦闘機「Su-35S」などが長時間にわたり、韓国の防空識別圏(KADIZ)に進入しています。

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