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韓半島

金正恩氏側近 「非核化交渉の条件は米による敵対政策の撤回」

Write: 2019-10-29 13:06:31

金正恩氏側近 「非核化交渉の条件は米による敵対政策の撤回」

Photo : YONHAP News

北韓の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の側近である崔竜海(チェ・リョンヘ)国務委員会第1副委員長兼最高人民会議常任委員長は、非核化を進展させるためにはアメリカが北韓敵視政策を撤回しなければならないと主張しました。
朝鮮中央通信が29日に報じたところによりますと、崔竜海氏は、25~26日にアゼルバイジャン・バクーで開かれた非同盟諸国会議で演説し、「今の韓半島情勢は緊張緩和の流れに乗って強固な平和につながるか、それとも一触即発の危機に逆戻りするかの重大な岐路に立たされている」としたうえで、「アメリカがわれわれの制度を不安にし、発展を妨げる敵視政策を不可逆的に撤回する実際的な措置を取ってこそ非核化議論もできる」と述べました。
崔氏の発言は、10月初旬に行われた非核化をめぐる米朝実務協議が決裂したあと、外務省報道官の談話と北韓首席代表の金明吉(キムミョンギル)首席代表の声明で体制保証と制裁緩和に関するアメリカの「実際的な措置」を非核化議論の条件として提示した従来の立場を改めて示したものとみられています。
崔氏はまた、南北関係について、「南北関係改善は、韓国が民族共同の利益を侵害する外部勢力依存政策に終止符を打ち、自分の責任を果たしてこそ実現する」と主張しました。
アメリカが主導する国際社会の北韓制裁については、「特定の国の強権と専横を合理化・合法化するもので、被害者が加害者に反抗したからといって被害者に制裁を加えるものだ」と非難しました。

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