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社会

ボーイング737NG 全数検査で追加の亀裂は発見されず

Write: 2019-11-26 10:22:59Update: 2019-11-26 11:16:32

ボーイング737NG 全数検査で追加の亀裂は発見されず

Photo : YONHAP News

国土交通部は、胴体の一部に亀裂が見つかり運行が中止されていたアメリカ・ボーイング社の航空機「737NG」について、国内にある150機に対する全数検査を完了したと、25日、明らかにしました。
先月はじめ、アメリカ連邦航空局(FAA)は、ボーイングの「737NG」のうち運行回数3万回以上の機体で亀裂が発生する可能性が高いとして、航空会社に対して緊急検査を指示しました。
国土交通部が今月10日までに運行回数2万回以上の100機を対象に調査を行ったところ、13機で亀裂が確認され、運行が中断されました。
国土交通部は、その後も残りの「737NG」に対して調査を続け、全数検査を行いましたが、点検部位を拡大した検査でも、新たに見つかった亀裂はなかったということです。
一方、亀裂が見つかり運行が中断されていた13機のうち2機は修理を終え、それぞれ19日と22日から運行を再開していて、残りの11機も来年1月までには修理が完了する予定です。
国土交通部は、「737NG」を新しく導入する際は亀裂点検を行うことを航空会社に義務付け、亀裂のない機体に対してのみ国内の登録を許可することに決めました。
また、今回の調査で問題がないとされた機体についても、運航回数が3500回に達するたびごとに毎回点検するよう、管理・監督する予定だということです。

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