収賄罪などの罪に問われている、朴槿恵(パク・クネ)前大統領の友人、崔順実(チェ・スンシル、2014年にチェ・ソウォンに改名)被告の差し戻し審の論告求刑公判が22日に行われ、検察側は懲役25年を求刑しました。
検察は「民間人が国政に介入し、私益を追求して巨額の賄賂を受け取った。賄賂を受け取っていた期間が長く、供与した者の懸案について細かく介入しながら、現在も反省していない」として、懲役25年と罰金300億ウォン、追徴金およそ70億5000万ウォンを求刑しました。
崔被告は、朴前大統領と共謀しておよそ50の大企業に対し、2つの財団へあわせて774億ウォンを拠出させた罪などで起訴されました。控訴審で懲役20年の実刑判決を受けましたが、最高裁に当たる大法院は、去年8月、強要罪の一部を無罪とみなすべきとして審理を高裁に差し戻しました。