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社会

新型肺炎の新たな検査法7日に導入 診断時間4分の1に

Write: 2020-02-07 11:38:31Update: 2020-02-07 13:35:27

新型肺炎の新たな検査法7日に導入 診断時間4分の1に

Photo : YONHAP News

疾病管理本部は、7日から新型コロナウイルスの感染を6時間で確認できる診断試薬を導入すると明らかにしました。
従来の検査法は、感染の診断まで24時間以上かかり、隔離などの迅速な対応が難しいとされていました。
疾病管理本部は、この新たな試薬を活用した検査法を導入し、新型コロナウイルスの診断を受けられる病院を、全国50か所に拡大する計画です。
専門家らは、迅速な感染者の確認や隔離、モニタリングなどを通じた防疫能力の向上などが期待されるとしています。
新たな検査法は、韓国企業の「Kogene Biotech」が開発したもので、食品医薬品安全処は、新型コロナウイルスの感染が急速に拡大していることを考慮し、新たな診断試薬の緊急使用を承認しました。
今回の承認は、2016年のMERS=中東呼吸器症候群やジカウイルス感染症の診断試薬に続く2番目のケースで、新型コロナウイルスの診断試薬の承認としては、国内では初めて、世界的には中国に次いで2番目のケースとなります。
保健当局が新たに導入した検査法は、「リアルタイムの遺伝子検出検査」方式で行われ、診断時間を4分の1に減らすことができるとされています。
疾病管理本部の関係者は、「新たな診断方式を導入することで、国の医療機関で一日160人程度の検査が可能になったほか、さらに1日およそ2000人にまで拡大して診断検査を行うことができると見込まれる」とし、「感染が疑われる患者については、早い段階での診断と対応が期待される」と話しています。

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