新型コロナウイルスの影響で無期限延期となっていた韓国プロサッカーKリーグの加盟チームは、ことしのシーズンの日程を大幅に縮小することで合意しました。
Kリーグ１部リーグに所属する12のクラブチームは30日午前、ソウルで代表者会議を開き、無期限延期となっていた今シーズンのリーグ日程を大幅に縮小することで合意しました。
Kリーグはこれまで各チームが33試合を行ったあと、上位・下位６チームに別れてそれぞれ５試合を追加で行うかたちで行われてきましたが、今回の会議では日程の縮小は決まったものの、どのような方式でリーグを開催するかについては結論が出ませんでした。
韓国プロサッカー連盟の関係者は、「縮小した日程でリーグが開幕した際に、ホーム・アウェーの試合数で不均衡が発生し得るが、各チームがそれぞれ甘受することで合意した」と語っています。
一方、開幕の時期は依然として不透明なままで、連盟の関係者は、「新型コロナウイルスが収まらない状況で開幕の時期を決めるのは難しい」としたうえで、「感染者数や新学期の開始時期や方式、政府の対応方針などを総合的に考慮して決める予定だ」と説明しました。