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韓半島

韓国政府 南北鉄道連結事業を再び推進へ

Write: 2020-04-20 15:33:27

韓国政府 南北鉄道連結事業を再び推進へ

Photo : YONHAP News

南北関係のこう着状態が長引くなか、1年以上止まっていた南北鉄道連結事業が再び進められることになりました。
統一部が20日、発表したところによりますと、23日ごろ南北交流協力推進協議会を開き、そのなかで「東海北部線の江陵(カンヌン)~猪津(チェジン)区間の鉄道建設事業」を南北交流事業として承認する問題について議論し、早期着工に向けた環境づくりに入ることにしたということです。
東海線は、釜山(プサン)を出発し、北韓を経て、ロシアやヨーロッパにまでつながる路線で、「東アジア鉄道共同体」形成の中心的な軸の一つとされますが、現在、江陵から猪津までの110.9キロの区間が途切れています。
政府が東海線の韓国側区間の江陵から猪津までの区間を先につなぐことにしたのは、北韓が南北協力事業に応じないでいることから、まずは事業を始めたあと、北韓の反応を得たい考えとみられます。
また総選挙で与党が圧勝した勢いに乗って、対北韓政策を加速する狙いもあるとみられます。
南北の首脳はおととし4月27日の板門店宣言で、京義線と東海線、開城(ケソン)と平壌(ピョンヤン)を結ぶ高速道路などを連結し、現代化することで合意し、おととし12月に開城の板門店駅で着工式を行いましたが、その後、ベトナム・ハノイでの米朝首脳会談が物別れに終わった影響で、南北関係も冷え込んだことから、事業は止まっていました。

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