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政治

慰安婦施設「ナヌムの家」寄付金流用問題 学生らが返還求め提訴 

Write: 2020-06-05 09:26:31Update: 2020-06-05 16:29:30

慰安婦施設「ナヌムの家」寄付金流用問題 学生らが返還求め提訴 

Photo : KBS News

慰安婦被害者の支援施設「ナヌムの家」に寄せられた寄付金が、慰安婦被害者のために使われていなかったとして、寄付をした大学生ら23人が4日、施設を運営する社会福祉法人に5000万ウォンの返還を求め、ソウル中央地裁に提訴しました。
原告側は、被害者のために寄せられた数十億ウォンに上る寄付金が、被害者のためでなく、施設の運営者側の利益を得るために使われた疑惑があるとして、「寄付金は慰安婦被害者のおばあさんの老後と福祉のために使われるべきであり、個人の資産や法人の財産を増やすのに使われてはならない」と批判しました。
原告側は、寄付金が返還されれば、慰安婦被害者らの意向に沿って、改めて支援に活用するとしています。
ナヌムの家の寄付金流用問題は、ナヌムの家の職員らが先月、ナヌムの家を運営する社会福祉法人の幹部が寄付金を建物の増築など、目的以外の用途に使っていると告発したことをきっかけに浮上したもので、これを受け、社会福祉法人の安信権(アン・シングォン)所長を含む、幹部2人が辞任しました。

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