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社会

新型コロナによる遠隔授業 教師10人に8人「学習格差広がった」

Write: 2020-09-22 09:25:22Update: 2020-09-22 10:06:36

新型コロナによる遠隔授業 教師10人に8人「学習格差広がった」

Photo : YONHAP News

教師10人に8人は、新型コロナウイルスによる遠隔授業で生徒間の学習格差が広がったと答えました。
韓国教育学術情報院(KERIS)は、7月29日から8月1日まで全国の小中高校の教師(5万1021人)、生徒(42万5446人)、保護者(38万922人)など合わせて85万7389人を対象に行った調査の結果を21日、発表しました。
それによりますと、教師の32.67%が遠隔需要によって生徒間の学習格差が「非常に広がった」と答え、46.33%が「広がった」と答えました。
反対に、「変化はない」と答えた教師は17.64%、「縮まった」は3.16%、「非常に縮まった」は0.22%でした。
格差が広がった理由としては、「自己主導的な学習能力の差」(64.92%)が最も多く、続いて「保護者のサポートの有無」(13.86%)、「教師と生徒間のフィードバックの限界」(11.26%)などの順となっていました。
生徒たちは、遠隔授業を改善するためには、「わかりやすく興味深い授業資料が最も必要だ」(32.61%)と答えました。
そのほかにも、「プラットフォームの改善」(20.43%)、「教師やクラスメートとの相互作用の拡大」(18.5%)などの回答がありました。
一方、遠隔授業に対する保護者の満足度調査で、「満足している」と答えた保護者は小学校が54%、中学・高校が47.58%で、「子供の遠隔授業のサポートを負担に感じる」と答えた保護者は小学校が46.07%、中学・高校が35.74%だったということです。

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