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国際

米国務省 「終戦宣言、柔軟にアプローチする意向ある」

Write: 2020-10-02 11:28:45Update: 2020-10-02 13:11:41

米国務省 「終戦宣言、柔軟にアプローチする意向ある」

Photo : YONHAP News

アメリカ国務省は現地時間の1日、文在寅大統領が国連総会の演説で提案した韓国戦争の終戦宣言について、「われわれはシンガポールの米朝首脳会談で行われたすべての約束をめぐるバランスの取れた合意に達するため、柔軟なアプローチを取る意向がある」と表明しました。
これは、外交部の李度勲(イ・ドフン)韓半島平和交渉本部長とアメリカ政府で北韓担当特別代表を務めるビーガン国務副長官との間で先月28日に行われた会談で、終戦宣言についてどのような議論が行われたかを問うアメリカ政府系メディア、ボイス・オブ・アメリカ(VOA)の質問に対して答えたものです。
アメリカ国務省はそのうえで、「しかし、北韓はチャンスの窓が開いている今、行動に乗り出すべきで、域内を不安定にする挑発をやめるべきだ」と強調しました。
アメリカのトランプ大統領と北韓の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長は2018年6月12日、シンガポールで会談し、△新しい米朝関係の確立△韓半島の恒久的な平和体制の構築△韓半島の完全な非核化△韓国戦争の戦争捕虜・行方不明者の遺骨の送還に合意しています。
今回のアメリカ国務省の表明は、終戦宣言もシンガポール首脳会談での合意の枠組みの中で検討することができ、そのためには北韓が挑発を止め、アメリカとの対話に積極的にならなければならないという認識を示したものと受け止められています。

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