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政治

韓日議員連盟、菅首相と面会 菅首相は「韓国側の環境づくり」を強調

Write: 2020-11-16 11:48:30Update: 2020-11-16 18:06:46

韓日議員連盟、菅首相と面会 菅首相は「韓国側の環境づくり」を強調

Photo : YONHAP News

日本を訪れている超党派の韓日議員連盟の訪問団が13日、菅義偉首相と面会し、韓日関係の改善に向けた意志をアピールしたうえで、首相の韓国訪問を打診したということです。 
韓日議員連盟の会長で与党「共に民主党」の金振杓(キム・ジンピョ)議員ら与野党の国会議員7人からなる訪問団は13日午後、首相官邸で菅首相と面会しました。
朴智元(パク・チウォン)国家情報院長も3日日前の今月10日に菅首相と会談しています。
この席には、日韓議員連盟の額賀福志郎会長、河村建夫幹事長も出席しました。
金議員は面会後、記者団に対して、「東京オリンピックをきっかけに、両国の議員連盟が中心となって両国間の交流協力を進め、両国の首脳どうしが対話できる環境を整えたい考えを伝えた」と述べました。
これに対して菅首相は、謝意を表明したうえで、韓日の隔たりが大きい元徴用工問題については、「韓国側が良い環境づくりのための考え方を示してほしい。議員外交が両国関係の良い環境づくりに貢献することを期待している」と述べたということです。
これは、元徴用工などをめぐる問題については韓国側が積極的に解決策を模索すべきだとするこれまでの立場を改めて示したものです。
金議員は菅首相に韓国訪問を打診し、菅首相は「環境づくりをお願いしたい」と話したとされます。
韓日議員連盟は来年7月の東京オリンピックに向けて、南北合同チームの結成などを通じて、韓日関係や南北関係を打開していく方法を模索していて、このため12日に「2020東京オリンピック・パラリンピック交流協力委員会」を発足させています。
一方、訪問団は12日に自民党の二階俊博幹事長、13日に公明党の山口那津男代表、立憲民主党の枝野幸男代表とそれぞれ会談しました。
韓日議員連盟と日韓議員連盟は、1975年に発足した両国議員間の親善団体で、これまで韓日関係が冷え込むたびに両国の外交を側面から支援する役割を果たしてきました。

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