韓国銀行の金融通貨委員会は15日、政策金利を現在の0.5%に据え置くと発表しました。
韓国銀行は、新型コロナウイルスが国内で流行し始めた去年3月、景気低迷を懸念し、政策金利を1.25%から0.75%へと大幅に引き下げたのに続き、新型コロナの長期化を受け、5月には再び政策金利を0.75%から0.5%に引き下げています。
その後は、現在にいたるまで、政策金利を据え置いたままとなっています。
去年11月からの新型コロナウイルス流行の「第3波」などで景気低迷の懸念が高まるなかで利上げは現実的ではないと判断したものとみられています。
韓国銀行が政策金利を据え置いたことで、アメリカのFRB=連邦準備制度理事会の政策金利0.00~0.25%との差も0.25~0.5%に維持されます。