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国際

韓日 WHO総会で福島原発処理水の海洋放出めぐり応酬

Write: 2021-05-26 09:48:11Update: 2021-05-26 10:37:48

韓日 WHO総会で福島原発処理水の海洋放出めぐり応酬

Photo : YONHAP News

韓国政府は、WHO=世界保健機関の年次総会の場で、日本政府が東京電力福島第1原発の汚染処理水の海洋放出を決めたことを非難しました。
権徳喆(クォン・ドクチョル)保健福祉部長官は現地時間の25日午前、ビデオ演説し、「日本政府の透明な情報公開を求めるとともに、利害当事国との十分な事前協議を行わずに原発の汚染水を海洋放出してはならない」と強調しました。
そのうえで、「WHOとIAEA=国際原子力機関をはじめとする国際社会の客観的かつ十分な検証が必ず行われるべき」と指摘しました。
これに対して日本側は、同日午後、発言権を得て、韓国側の演説に反論しました。
在ジュネーブ日本代表部の斉田幸雄公使は、「日本はこれまで処理水の海洋放出について透明に説明してきた」としたうえで、「IAEAも海洋放出が技術的に実現可能であり、国際慣例に沿うものであると認めた」と主張しました。
これに対し、在ジュネーブ韓国代表部のイム・ソンボム次席大使は、「汚染水の海洋放出は、韓国の国民の健康に重大な影響を与える問題だ」とし、「韓国政府は、日本政府の積極的な情報公開と協議を求める」と述べました。

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