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社会

8000m峰14座登頂のキム・ホンビン氏 ヘリ捜索でも見つからず

Write: 2021-07-26 10:57:51Update: 2021-07-26 15:09:55

8000m峰14座登頂のキム・ホンビン氏 ヘリ捜索でも見つからず

Photo : YONHAP News

障がい者としては初めて8000メートル峰の14の山すべての登頂に成功したものの、下山途中に遭難し、行方不明となっている登山家、キム・ホンビン氏を見つけるため、現場ではヘリコプターによる初めての捜索が行われましたが、見つかりませんでした。
光州(クァンジュ)市事故収拾対策委員会は26日、キム・ホンビン氏の家族の意向を尊重して、捜索を中断し、葬儀の手続きに入ることにしたことを明らかにしました。
光州市によりますと、パキスタンと中国の救助隊は25日、ヘリ1機を現場に派遣し、キム氏が行方不明になったと推定される場所の上空を6回にわたって旋回し捜索を行ないましたが、目視では見つからなかったということです。
両手の指すべてを失ったにもかかわらず、山岳登山への挑戦を続けてきたキム氏は現地時間の18日午後5時ごろ、世界で12番目に高い中国・パキスタン国境の山ブロード・ピークに登頂したあと、下山途中だった19日午前0時ごろ、7900メートル付近で遭難し、午前9時58分、衛星電話で救助の要請がありました。
付近にいたロシアの登山隊が午前11時ごろ、現場に到着し、昇降機を使って救助作業を行いましたが、15メートルほど引き上げたところで、ロープが緩み、キム氏は墜落したということです。
パキスタンと中国の当局は、24日から現場に救助隊とヘリを送り、捜索に当たっていました。

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