中央防疫対策本部によりますと、新型コロナウイルスの新規感染者は24日午前０時までに2434人が確認され、累計で29万5132人になりました。
１日の感染者としては過去最多となっています。
新たな感染者2434人のうち、国内での感染は2416人で、残りの18人は海外からの入国者でした。地域別には、首都圏が1747人と全体の72%を占めています。
新型コロナワクチンの1回目の接種を終えた人は3713万人で、総人口の72%、2回目の接種まで完了した人は2258万人で、総人口の44%をそれぞれ占めています。
金富謙（キム・ブギョム）国務総理は24日、新型コロナウイルスへの対応を話し合う中央災害安全対策本部の会議で、旧暦のお盆・秋夕（チュソク）の連休終了後に1日当たりの新規感染者数が過去最多を更新したことについて、「人の移動量が増えれば感染者も増えると多くの専門家が予測していたが、このような状況を防ぐことができず大変やるせない思いだ」としたうえで、「自治体などで感染予防体制を補強し、隠れた感染者を探し出すのに総力を傾けてほしい」と呼びかけました。
金国務総理はまた、まだワクチンを接種していない人に対し、積極的に接種するよう呼びかけるとともに、疾病管理庁にはワクチン供給が円滑になったとして接種間隔を短縮させる方策を迅速に議論するよう指示しました。
韓国では連休に限定して感染対策が緩和されていましたが、24日からは感染対策が再び強化され、私的な集まりの人数制限は、政府の感染防止対策「社会的距離の確保」の第4段階では、午後6時までがワクチン接種を完了した2人を含め6人まで、午後6時からはワクチン接種を完了した4人を含め6人までとなります。