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国際

米報道官「北韓は対話とは違う道を進みたいようだ」

Write: 2022-01-31 11:33:14Update: 2022-01-31 13:12:47

米報道官「北韓は対話とは違う道を進みたいようだ」

Photo : KBS News

北韓が30日、中距離弾道ミサイルを発射したことについて、アメリカ国防総省は北韓と対話する用意があるとの姿勢を示すとともに、軍事的な警戒を強化する考えを示しました。
アメリカ国防総省のジョン・カービー報道官は30日、FOXニュースに出演し、今月で7回目となった北韓のミサイル発射について、「国連安全保障理事会決議違反であり、非難する」と述べ、国際社会と連携して軍事的な警戒を強化する考えを示しました。
カービー氏は、アメリカは依然として前提条件なしで北韓と対話する用意があるとする一方で、「金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長は、明らかに違う道を進みたいと考えているようだ。韓半島と地域で我々の軍事的な準備が整っていることを確認しなければならない」と強調しました。
北韓のミサイル発射について、アメリカ軍のインド太平洋司令部は現地時間の29日、声明を出し、「我々は今回の件がアメリカ人や領土、あるいは同盟に直接的な脅威とはならないと判断するが、状況の注視を続ける」としています。
また、アメリカのソン・キム北韓担当特使は30日、日本外務省の船越健裕アジア大洋州局長と電話で協議し、「一連の発射の中でも深刻の度合いは大きい」との認識を共有したということです。
北韓がミサイル実験を繰り返し、アメリカへの圧力をエスカレートさせている一方、アメリカは北韓との対話に備えると同時に、軍事的警戒態勢を強化する姿勢を鮮明にしています。

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